ウチの子は1歳半なんですけど、最近、よく親のことを叩くようになりました。親だけではなく、ペットの犬も叩きます。
このことを1歳半の市の健診で保健師さんに相談したところ、その原因と対処法について教えてもらったのでこの記事にご紹介します。
なぜ、子どもは親を叩く?
年齢や状況によりますが、普通に過ごしているとき、突然1歳くらいの子が親を叩く理由は、親の反応を試しているため。
1歳半ごろになると、自分でできることが増え、いろいろ分かるようになっています。この時期から、何をやっていいのか、何をやってよくないのかどんどん試してみます。
その1つに、「人を叩いて、相手の反応を見る」という行動があります。子どもは、ママやパパを叩いたら、どんな顔をするのか?興味があるんです。
子どもに叩かれたときの正しい対応
子どもに叩かれたら、「叩いたら痛いよ」「ダメでしょ」ときちんと叱るのが正しい対応です。言葉がまだ分からなくても、大人のリアクションで、その行動が「いいこと」なのか「悪いことなのか」伝えることはできます。
人を叩くのはいけないこと。たとえ、1歳児でもルールをきちんと教えてあげる必要があります。
NG例は、子どもに叩かれて「ヘラヘラ笑う」。ヘラヘラ笑っちゃうと、「人を叩くと喜ぶ」「楽しい」と覚えてしまいます。これが子どもへのご褒美になってしまい、叩く癖がついてしまいます。
あと、「痛い痛いー!やめてー」など遊びのテンションでリアクションしてしまうのも良くありません。
叩かれても
- 毅然とした態度で叱る
- 冷静に対応する
のが大切です。
ポイントは、「ママとパパとで同じ対応をする」と決めること。
ママが「叩かれたら叱る」という対応をしているのに、パパが「叩かれたら笑う」なんてリアクションをしてしまうと、ママの努力の意味が無くなります。
ママとパパで「叩かれたらこういう対応をする」と話し合いで決めて、ズレのないようにしましょう。