
そこで今回は、どうすれば1歳の子どもと快適に外食できるのか?そのコツをご紹介したいと思います。
1歳児と外食がどれほど大変か
先に、1歳児を連れての外食がどのくらい大変なのか?知っていただくために、我が家の外食の様子からご紹介します。
まず、レストランに着くと、息子はあたりをキョロキョロ見渡します。はじめての場所なので物珍しいようで、周りの様子を観察しはじめます。少し時間が経つと、興味がわいてきて、自分の近くにある物を触ろうとし始めます。
たとえば、
- 机にあるおしぼりをつかむ
- 醤油などの調味料を倒す
- メニューをカミカミする
などで大騒ぎ。
子供用のイスに座らせても、すぐに立ち上がろうとし、それを阻止すると「立ちたい!」とギャン泣き。
ご飯を食べさせればすぐに泣きやみますが、「速攻で食べ終わる」か「探索したい欲求」が勝って暴れだす始末。とにかく落ち着いて食事ができません。
親はゆっくり食べるという暇はなく、子どもが暴れだす前にご飯を「掻き込む(かきこむ)」って感じですね。
子どもができるまでは、落ち着きのない子どもを見ては「しつけできてないな」とやや批判ぎみな目で見ていました。が、親の立場になってはじめて大変さが分かりました。

1歳児と快適に外食するコツは?
1歳児を連れての外食は壮絶。では、どうすれば快適に楽しく外食ができるのか?我が家が導き出したコツをご紹介。
店選びのコツ
お店は、子連れOKなお店を選ぶこと。
たとえば、
- 子供用のイスがある
- ボックス席で食べられる
- 1歳児も食べられるメニューがある
- にぎやかな雰囲気である
といった条件を満たしているお店なら、子連れでも比較ラクに食事ができます。
子供用の椅子とボックス席がある
子供用の椅子とボックス席があるのは必須。カウンター席では隣の人に迷惑かけるためです。

座敷はNG。お好み焼き店の座敷だと隣の席と仕切りが一切ないため、行動範囲が広がり隣の人に迷惑がかかるからです。
1歳児も食べられるメニューがある
それと1歳児も食べられるメニューがあるお店を選ぶ良いでしょう。
ファミレスなどでは、低アレルゲンメニューがあったり、味が薄くて添加物少なめなお子様メニューが用意されています。こういったお店を選ぶと食事をもっていかなくてもいいですし、もし持参した食事を食べなくてもお店のご飯を食べさせられます。
にぎやかな雰囲気である
お店の雰囲気も大事で、静かなのはNG。子どもが騒いだ時に目立つからです。にぎやかな雰囲気だと、子どもが騒いでも、かき消されて気にならなくなります。
あとは、可能であれば予約しておいたほうが良いです。外で数十分待たされると、その時点で子どもがグズッてしまうので大変です。
外食時の準備のコツ
1歳児と外食するときは、準備が命!
我が家では、
- すぐに食べられるおやつを持っていく
- 離乳食を持っていく
- おもちゃを持っていく
- いつも使っている食器を持っていく
- お尻拭きを持っていく
- 先にメニューを決めておく
といった周到な準備をしています。
おやつや離乳食を持っていく
すぐに食べられるおやつは助かります。子供向けのメニューがあるお店でも、提供されるまでに時間がかかります。そんなとき、さっと取り出せて食べさせられるおやつがあると便利。
離乳食も、持ち込み可能なら持っていきます。
おもちゃを持っていく
おもちゃは持って行ってもあまり遊んでくれません。周りにある物の方に興味が行くため、いつも遊んでいるおもちゃには興味を示しません。
ですが、気休めにはなるかと思うので、持っていくと良いでしょう。
いつも使っている食器を持っていく
お店では子供用の食器を用意してくれていることがほとんどですが、いつも使っている食器でなければ嫌がることもあるので、使い慣れた食器を持っていくと良いでしょう。
ウチは、フォークとスプーンはいつも持っていきます。
お尻拭きを持っていく
お尻拭きはかなり使います。これは、お尻を拭くためではなく、食事で口や服を汚したり、テーブルまわりを散らかしたときのために使います。

先にメニューを決めておく
先にメニューを決めておくことも重要。
お店についてから「何にしようかな~」なんて悠長に迷っていられる余裕はありません。迷っているうちに、子どもが騒ぎ出します。そして、焦って決めちゃうと「なんでこんなメニューにしたんだろう」と後悔します。
なので、家でお店のホームページなどからメニューを見て先に決めておくと良いでしょう。
食事中のコツ
ポイントは3つ。
- 親は交代で面倒を見る
- 早めに食事を済ませる
- YouTubeを見せる(最終手段)
親は交代で面倒を見る
子どもにおやつをあげたり食事をさせたり、ときには外に連れ出したりなどがあるので、「どちらかが食事をし、どちらかが子どもの面倒を見る」といった風にしたほうが効率よく食事ができます。
どっちも食事をするなんて余裕はないですし、どっちも子どもの面倒を見てると食事が終わりません。
早めに食事を済ませる
子どもがいると、ゆっくり食事なんてできません。覚悟を決めて、ササッと食べるしかありません。
YouTubeを見せる(最終手段)
最終手段です。子どもが飽きてしまってどうしようもできなくなったらYouTubeで子ども向けの番組を見せます。

しばらくは静かにしてくれているので、そのうちにご飯を食べます。
まとめ
といった感じで、我が家は外食を楽しんでいます。
1歳児と外食するコツをもう一度おさらいします。
まず、お店選びが大事です。
お店選びのポイントは、
- 子供用のイスがある
- 1歳児も食べられるメニューがある
- ボックス席で食べられる
- にぎやかな雰囲気である
こと。
次に、準備が大事。
- おやつや離乳食を持っていく
- おもちゃを持っていく
- いつも使っている食器を持っていく
- お尻拭きを持っていく
- 先にメニューを決めておく
といった準備をしてから家を出ましょう。
そして、お店に着いたら交代で子どもを見ながら早めに食事を済ませ、どうしようもなくなったらYoutubeに頼ってみてください。
1歳児を連れての外食は大変ですが、それでもやっぱり外での食事はしたいもの。
外食って気分転換になりますし、ご紹介したコツを抑えて食事をすれば比較的、快適に食事ができるかと思います。ぜひ実践してみてください。
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