妊娠中は、インフルエンザの予防接種は受けられます。風疹の予防接種は受けられません。
インフルエンザの予防接種は?
積極的に受けるべき
妊娠中にインフルエンザの予防接種は受けられます。妊婦がインフルエンザにかかると重症化する危険があるため、積極的に受けるようにしましょう。家族にも協力してもらうことをおすすめします。
予防接種の時期
インフルエンザの予防接種の時期は、毎年11月ごろからはじまります。流行するのは例年12~3月ごろなので、早めに打ちましょう。
費用は病院によって異なりますが、3,500円前後が相場です。インフルエンザの予防接種を受けるときは、受診している産婦人科の先生とよく相談してからにしてください。
風疹の予防接種は?
妊婦は受けられない
妊娠中に風疹の予防接種は受けられません。
風疹の予防接種は、風疹のウイルスを弱毒化したもので、軽く風疹にかかった状態にします。妊娠中に風疹にかかってしまうと、「先天性風疹症候群(難聴や心疾患など)」をもった赤ちゃんが生まれる可能性があります。そのため、妊婦は風疹の予防接種は受けられないのです。
風疹の予防方法
風疹に対する免疫がない、風疹に対する免疫力が低い妊婦は、
- 風疹にかかっている人との接触は避ける
- 周囲の人の予防接種を勧める
- 不要な外出は避ける
などで予防をします。
特に夫は早めに風疹の予防を受けることが重要です。
まとめ
妊娠中は、インフルエンザの予防接種は受けられます。インフルエンザは例年11月ごろから予防接種が始まるので、夫婦で予防接種を受けに行くことをおすすめします。
風疹の予防接種は妊娠中に受けられません。旦那さんは奥さんに風疹をうつさないよう、予防接種を受けに行きましょう。