大地震のあと、困るのが掃除。家の中は、窓や照明器具などのガラス片や割れた食器類でとても歩ける状態ではありません。
小さいお子さんがいる家庭なら在宅避難したいところですが、掃除をしようにも、大地震のあとは停電していることが多く、普段通りの掃除ができません。
そこでこの記事では、電気(電源)を使わないで掃除できる掃除グッズを3つご紹介します。大地震がくる前の今、備えておきましょう。
コードレスクリーナー
大地震によって停電がしばらく続くと、コンセント式の掃除機が使えなくなります。そこで活躍するのがコードレスクリーナー。フル充電の状態であれば電気がなくても20分くらいは稼働するため、家の中は一通り掃除ができます。
コードレスクリーナーは、ガラス片や割れた食器の破片など、ホウキやチリトリでは取り切れない細かいゴミも掃除できます。
最近はロボット掃除機などで掃除する方も多いかと思いますが、大地震のあとは走らせられる状況ではありません。コードレスクリーナーを買っておきましょう。
おすすめのコードレスクリーナーは「紙パック式」。サイクロン式のコードレスクリーナーは、吸い取ったガラス片や割れた食器の破片でキズがついてしまうから。
我が家はダイソンのコードレスクリーナーを買いましたが、震災後のことを考えると失敗でした。もし、これからコードレスクリーナーを買う方は、紙パック式を探してみてください。
ホウキとチリトリ
細かいゴミまで吸い取ってくれるコードレスクリーナーは便利ですが、すぐに充電が切れてしまいます。停電が長引くと、掃除ができない状態が続いてしまいます。
そこで用意しておくべきなのがホウキとチリトリ。玄関に置いておくと、外で被災したとき掃除をしながら家に入っていけるので便利です。
ホウキとチリトリは100均やホームセンターにも売っていますので、予算やデザインにあったものを選ぶと良いでしょう。
おしり拭き
小さいお子さんを子育て中の方なら、必ず持っているであろう「おしり拭き」。
震災後は電気だけではなく、上下水道もストップします。水が使えないと掃除ができません。
おしり拭きがあれば、食べ終わった食器類をキレイにしたり、床や棚の上を拭いて清潔をキープできます。また、お風呂が入れないとき、身体を拭くのにも使えます。
おしり拭きは、赤ちゃん用にやわらかくできているので、ウエットティッシュよりも使い心地がやさしく、汗拭きシートよりも大判で使いやすさに優れています。
おしり拭きは万能なので、多めにストックしておくと安心です。
まとめ
地震後の掃除に活躍する、電気要らずのお掃除グッズ3選は次の通り。
地震直後は、窓や照明器具などのガラス片や割れた食器類でケガをしないよう、底の厚いスリッパで足を保護しながら掃除すると安全です。
また、素手での作業は危険ですので、軍手もあると良いでしょう。