みなさんは今、突然の災害に備えとして何か準備をしていますか?
ウチは食べ物や飲み物に困らないよう「備蓄」を用意しています。
また、災害時は 近隣住民の助けが必要になると思います。特に小さい子がいる家庭は尚更、周りの協力が必要になります。ですので、日ごろから近隣住民とあいさつを交わしコミュニケーションをとっています。
災害は突然やってきます。そんなときに慌てないよう、日ごろから準備すること、いざというときに役に立つ知識を身に付けておくことが大切だと思います。
そこで今回は、災害に備えて知っておきたい「簡易おむつの作り方」についてご紹介します。
簡易おむつが役立つシーン
簡易おむつは
- 突然の震災。避難先におむつがない
- 家のオムツのストックがなくなった
- 外出時におむつの替えを忘れた
なんてときに役立ちます。
災害時だけではなく、(なるべく使いたくはないけれども)日常生活でも使えます。
必要な物はこの3つ
必要な物は
- ビニール袋
- タオル
- ハサミ
の3つだけ。
身の回りにある物だけでつくれます。
ビニール袋に関しては、災害時にゴミ袋としてだけではなく、給水袋やトイレの袋としても利用可能です。災害に備えて多めに用意しておくことをおすすめします。
また、形状によってはマイバッグをビニール袋の代わりに使えるかもしれません。
作り方
※動画を見たほうが分かりやすいかと思います。
まず、レジ袋の持ち手の端(手さげの持つ部分の端っこ)と両脇を切って開きます。開いた状態にするとビニール袋の底の部分だけがつながっている状態になります。
開いた状態のビニール袋の上に清潔なタオルを畳んで敷きます。
タオルは、赤ちゃんのお尻があたる位置に調整します。
次に、タオルの上に赤ちゃんのお尻が来るように寝かせ赤ちゃんの横腹にあるビニール袋の持ち手部分をお腹の前で結びます。
もう一方のビニール袋の持ち手部分を先ほどお腹の前で結んだ持ち手にくぐらせます。
あまった部分は下に折り返します。
以上で完成です。
簡易おむつの注意点
簡易おむつは、あくまで緊急用です。
どうしても横漏れ、背中漏れは生じます。ビニール袋が当たる面は、こすれて肌が荒れることもあるでしょう。
通気性も悪いため、赤ちゃんが不快に感じたり、おむつかぶれができる恐れもあります。
ですので、簡易おむつを使うときはこまめにタオルを替え、清潔に保つように心がけてください。
また、簡易おむつを使わなくて済むように、日ごろから予備のおむつを多めにストックしておくことも大切です。
まとめ
簡易おむつは、身の回りにある物だけでカンタンに作ることができます。とはいえ、普通のおむつに比べて使い勝手は悪いので、あくまで最終手段としてとっておき、災害時の備蓄として紙おむつをストックしておくことが大切だと思います。