赤ちゃんを出産し育てていくうえで、さまざまなマタニティ用品やベビー用品が必要です。
特に最近は、便利な物が次々と登場しているので「何がホントに必要か?」「何を基準に選べばイイのか?」と迷ってしまいますよね。
そこでこの記事では、出産までに準備する物をリストでまとめ、それぞれの選び方をまとめました。夫婦で協力し合って、赤ちゃんを無事に迎えるための準備のご参考になれば幸いです。
出産までに必要なマタニティ用品
出産までに必要なマタニティ用品は次の通り。
- マタニティウエア
- マタニティショーツ
- マタニティブラジャー
- マタニティパジャマ
- 母子手帳ケース
「マタニティウエア」の選び方
やさしくお腹を包み、動きやすいウエアを選びます。下腹部を調整でき機能があると便利。授乳口があると産後も使えます。3~4枚は必要です。
「マタニティショーツ」の選び方
お腹をしっかり包み、妊婦とお腹の赤ちゃんを冷えから守ります。お尻の形を整えながらお腹やお尻をすっぽり覆う物を選ぶのがベター。6~8枚は必要です。
「マタニティブラジャー」の選び方
妊娠前よりも1~2カップ、アンダーバストは1サイズ上を選びます。ノンワイヤーで締め付けの少ない「ハーフトップ」もおすすめ。3~4枚は必要です。
「マタニティパジャマ」の選び方
妊娠中から入院中、産後も使います。授乳機能付きで前開きタイプを選びましょう。2~3枚は必要です。
「母子手帳ケース」の選び方
母子手帳だけではなく、妊娠検査補助券や必要書類をまとめて管理します。子どもが小学校になるまで使うため、デザインではなく、収納量や使いやすさにこだわって選びましょう。1冊だけ必要です。
出産までに準備する赤ちゃんの衣類
出産までに必要な赤ちゃんの衣類は次の通り。
- 短肌着
- 長下着
- ロンパース
- スタイ
- ガーゼハンカチ
- ベスト
「短肌着」の選び方
赤ちゃんが最初に着る肌着。長肌着とあわせて、生後3カ月ごろまで着用します。やわらかく吸湿性に優れた素材を選びます。4~5枚は必要です。
「長下着」の選び方
短肌着の上に重ねて着ます。股が分かれているタイプの「コンビ肌着」を選ぶと、赤ちゃんが足を動かしてもはだけにくいのでおすすめ。4~5枚は必要です。
「ロンパース」の選び方
生後3カ月ごろからは、短肌着と長肌着は卒業してロンパースを着させます。着脱がしやすく、やわらかく吸湿性に優れた素材を選びます。2~3枚は必要です。
「スタイ」の選び方
よだれやミルクの吐き戻しに使用します。顔に掛からない、横ヒモ付きのタイプを選びます。3~4枚は必要です。
「ガーゼハンカチ」の選び方
入浴や授乳時、よだれ拭きなど多目的に使います。あればあるだけ便利です。質も大事ですが、量を重視しても良いでしょう。
「ベスト」の選び方
肌寒い日の体温調整や寝冷え防止に着用します。季節にあった素材を選びましょう。1~2枚あると良いです。
出産までに準備するおむつ用品
出産までに必要なおむつ用品は次の通り。
- 紙おむつ
- おしりふき
- おしりふきのフタ
「紙おむつ」の選び方
おむつにも「紙おむつ」と「布おむつ」があります。それぞれメリット・デメリットはありますが、手軽さで選ぶなら紙おむつがおすすめ。
紙おむつは大手メーカーからさまざま販売されています。肌に合っているか?体系に合っていて漏れないか?などを基準に選びます。
まとめて買うと合わないときに余ってしまうので、はじめは少量をそろえましょう。
「おしりふき」の選び方
おむつ替えの必需品。ウンチをふき取りやすいよう、やわらかめの厚手タイプで水分が多いおしりふきがおすすめ。5~6個くらいは必要です。
「おしりふきのフタ」の選び方
おしりふきは粘着テープで乾燥を防いでいますが、使っているうちに粘着力がなくなります。そこでおすすめなのがおしりふきのフタ。繰り返し使えるので、好みのデザインで選んで構いません。
出産までに準備するお風呂とケア用品
出産までに準備するお風呂用品とケア用品は次の通り。
- ベビーバス
- バスタオル
- 綿棒
- 爪切りハサミ
- 体温計
「ベビーバス」の選び方
ベビーバスは生後1カ月しか使いません。なくても沐浴はできるので、必要に応じて購入しましょう。
ベビーバスは、空気を入れて膨らませるタイプがありますが、穴が開いたり乾きにくいため、プラスチックがおすすめ。
「バスタオル」の選び方
吸湿性と肌触りの良いバスタオルを選びます。形は、正方形を選ぶと寝かせたまま体を拭けるのでおすすめ。
「綿棒」の選び方
綿棒は、おへそや耳、鼻のお掃除に使用します。大人用では大きすぎるので、赤ちゃん用の小さい物を選びます。
「爪切りハサミ」の選び方
先が丸くなった専用のハサミを選びます。使いやすい大きさを選びましょう。
「体温計」の選び方
体温は、測る部位で平熱が異なります。短時間で手早く検温できる耳式もありますが、脇のの下で測るタイプを選ぶと正確です。
出産までに準備する授乳用品
出産までに必要な授乳用品は次の通り。
- ほ乳びん
- 粉ミルク(液体ミルク)
- 粉ミルクケース
- ほ乳びん用乳首
- ほ乳びんブラシ
- ほ乳びんポーチ
「ほ乳びん」の選び方
ガラス製とプラスチック製があります。ガラス製は割れやすいですが、熱や傷に強いメリットがあります。プラスチック製は傷が付きやすくニオイが残りやすいですが、軽くて落としても割れません。
ほ乳びんは2本くらい必要ですが、出産する病院でもらうことが多いので、事前に確認してから購入しましょう。
「粉ミルク(液体ミルク)」の選び方
粉ミルクや液体ミルクは、母乳が足りないときや体調が優れないときに便利です。また、母乳だけで育てると、保育園などの預け先で粉ミルクや液体ミルクを嫌がり、大変困ります。粉ミルクや液体ミルクに慣らしておきましょう。
粉ミルクや液体ミルクは、メーカーによって入っている成分や味が異なります。安全性や赤ちゃんの味の好みなどで選びましょう。
「粉ミルクケース」の選び方
粉ミルクを1回分ずつ量って入れます。夜間の授乳や外出時に使用します。容器の底に粉ミルクが付かない中フタ付きを選ぶと衛生的です。
「ほ乳びん用乳首」の選び方
新生児は吸う力が弱いため、はじめは一番小さい穴の物を選びましょう。
「ほ乳びんブラシ」の選び方
ほ乳びんを洗う際に使用するブラシ。洗いやすさや、ほ乳びんの素材にあわせて選びましょう。
「ほ乳びんポーチ」の選び方
お出かけのときのほ乳びんの持ち歩きに便利なポーチ。ほ乳びんに合ったサイズを選ぶことはもちろん、保温付きなど機能で選びます。
出産までに準備する寝具
出産までに必要な赤ちゃんの寝具は次の通り。
- 布団セット
- タオルケット
- 毛布
「布団セット」の選び方
赤ちゃんを寝かせるには「ベビーベッド」か「敷き布団」を使います。ベビーベッドに寝かせると泣いてしまう子も多く、結局使わない可能性があるため、敷き布団を選びましょう。
ベビー用の敷き布団は、赤ちゃんの背骨をしっかり支える適度な硬さになっています。素材はいろいろありますが、できれば自然素材で作られている布団セットがおすすめ。1セットだけ必要です。
「タオルケット」の選び方
タオルケットは、暑いときの布団の代わりになり、おくるみや肌掛けとしても使用できます。赤ちゃんは汗をかきやすいので、通気性や吸収性がよいタオルケットを選びます。1~2枚は必要です。
「毛布」の選び方
温度調整に1枚あると便利なのが毛布。大人用の毛布だと重くて苦しいので、赤ちゃん用の毛布を選びましょう。綿素材なら、オールシーズン使えて便利。1~2枚は必要です。
出産までに準備するおでかけ用品
出産までに準備するおでかけ用品は次の通り。
- チャイルドシート
- ベビーカー
- 抱っこひも
- マザーズバッグ
「チャイルドシート」の選び方
赤ちゃんを車に乗せる際、チャイルドシートの装着が義務付けられています。出産の退院時に車に乗る場合、あらかじめ装着しましょう。
体格や車種によっては合わないチャイルドシートもあるので、購入前に必ず確認を。
「ベビーカー」の選び方
ベビーカーは、機動性や収納性などの機能面と、ライフスタイル、予算を考えながら選びましょう。実際に店頭で動かしてみた方が分かりやすいです。
「抱っこひも」の選び方
抱っこひもは、外出時はもちろんのこと、自宅で赤ちゃんをあやすときにも便利。首や腰がすわっているか?が選ぶ基準になるので、月齢に合わせて選びましょう。装着のしやすさも重要なので、実際に何度か付けてみて、自分に合った物を選びます。
「マザーズバッグ」の選び方
赤ちゃんとのお出かけに必要なベビーグッズをまとめて入れられるバッグ。トートバッグやショルダーバッグ、リュックなどあるので、使い慣れたタイプを選びましょう。
まとめ
さまざまなマタニティ用品やベビー用品がありますが、本当に必要な物は限られています。
また、家族や友人からプレゼントされたり、出産した病院からお祝いでもらうこともあります。早い段階ですべてそろえず、様子を見ながら買い足しましょう。