今回は、家事歴が長く、掃除大好きな育児中の僕が「夫婦が公平に家事分担する方法」をご紹介します。
子どもが産まれる前だと、そんなに家事分担って気にならないかもしれませんが、出産してからは家事の量が増え、それをやる時間も与えられません。だから、子どもが産まれる前からきちんと家事分担をする生活に慣れることが大切だと思います。
ですので、今、小さい子どもがいるご家庭はもちろん、子どもがまだいない家庭も今回ご紹介する家事分担の方法をぜひ参考にしてください。
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家事をリストアップする
上手に家事分担するには、まず、「家事をリストアップする」こと。
今お互いがやっている家事を細かくリストアップし、「見える化」していきます。
リストアップしていくことで、自分がどんな家事をやっているのか?相手がどんな家事をやっているのか?が整理でき、お互いが抱えている負担が分かりやすくなります。
これ、家事をあまり手伝っていない夫に手伝ってもらいたいときにはかなり有効な手段なんです。
男性って、「こんなに家事やってるんだよ」って口で伝えても、なかなか理解しようとしないんですね。でも、リストにして見せると、「あー妻って、こんなに家事やってるんだ」「俺って、妻に比べて全然家事やってないなー」と理解しやすくなります。
ポイントは、やっている家事を細かくリストアップすること。
たとえば、「ゴミ出し」の場合だと「ゴミを出すだけ」で終わりではなく、「ゴミ箱のゴミを一か所に集める」作業にはじまり、「ゴミを出す」そして、「ゴミ袋を新しく変える」までがゴミ出しですよね。
こういった細かい部分までリスト化していくといいと思います。
リストアップするときは、朝起きた時から、夜寝るまでの行動を振り返りながらやるとイイかもしれないですね。
担当者を決める
家事をリストアップしたら、どちらがその家事をするか決めていきます。相手の負担が大きくなりすぎていないか?家事の割合だけではなく、仕事の忙しさ、育児の負担など、生活全体を考慮しながら等しく担当を決めるようにします。
担当者を決める時のポイントは、
- お互いの「得意なこと」「やりたい家事」を任せる
- 「イヤな家事」「絶対にやりたくないこと」も相手に伝えること。
得意分野を相手に任せたほうが負担が少ないですし「絶対にやりたくないな」と思ってることは、相手にやってもらったほうが効率が良いと思います。
あと、「相手に任せたけど、中途半端にやられるのはいやだ」と思う家事は、自分で率先して担当になったほうがいいと思います。
たとえば、「掃除機は家具の裏までしっかり掃除してほしい」という「こだわり」があるのなら、相手にまかせるより自分でやったほうがいいです。
こんな感じで、平等に、かつ不満がうまれないようにうまく役割分担していきましょう。
定期的に役割分担を見直す
家事分担を決めて、実践していっても、相手に不満をもったり、「やっぱりこの家事はイヤだな」「この家事やるんだったら、あの家事やったほうがいいな」なんて思うことってあると思うんです。
あと、子どもが成長していくと家事の量が変化してくこともあります。
そうなったとき、はじめに決めた家事分担では合なくなります。
ですので、定期的にこの家事分担を見直して、修正していくことが大切です。
家事分担で大切なことは?
さいごに、僕が思う「家事分担で一番大切なこと」を伝えます。
それは、相手にあまり期待しないこと。冷たく聞こえてしまうかもしれないんですけど、僕はこの方が精神的にラクなんですよね。
相手に頼んだ家事や育児を自分の思った通りにやってくれないとイラっとすることってありますよね。その原因って、相手に期待しすぎてるからだと思うんですよ。
だから、「忘れずにやってくれただけいいか」と思うようにして、完璧を求めないほうが良いと思います。
どうしても譲れないことがあったら、それは役割分担を見直したほうが良いと思います。