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妊娠中にはちみつを食べると「乳児ボツリヌス症」を発症するリスクはある?

2018年11月28日

妊娠中にはちみつを食べると「乳児ボツリヌス症」を発症するリスクはある?

1歳未満の乳児に「はちみつ」を食べさせてはいけませんが、妊娠中にはちみつを食べても問題ありません。この記事で詳しく解説します。

妊娠中にはちみつを食べても大丈夫?

妊娠中にはちみつを食べても大丈夫?

妊娠中にはちみつを食べても良い

妊娠中にはちみつを食べても問題ありません。はちみつ自体はもちろん、はちみつの入ったお菓子やデザートも大丈夫です。

1歳未満の乳児がはちみつを食べると、はちみつの中にいる「ボツリヌス菌」で中毒(乳児ボツリヌス症)を発症する危険があるため、乳児には食べさせてはいけません。

妊婦は、はちみつの中にいるボツリヌス菌を胃酸で殺菌できるため、中毒になる危険はありません。また、妊娠中にはちみつを食べても、胎児に移行することもありません。

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「乳児ボツリヌス症」とは?

補足までに、「乳児ボツリヌス症」について簡単にご紹介します。

以下、消費者庁より引用です。

生後1歳未満の乳児においては、腸内環境が成人とは異なり、腸管内でのボツリヌス菌の定着と増殖が起こりやすいとされます。ボツリヌス菌は、芽胞(がほう)を形成しますが、この芽胞で汚染された食品を乳児が食べると、腸管内で発芽、増殖して、毒素を産生して乳児ボツリヌス症を発症することがあります。

出典:http://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_safety/food_safety/food_safety_portal/topics/topics_001/

1歳未満の乳児は、はちみつの中に存在しているボツリヌス菌を殺菌することができず、食べると中毒を引き起こします。

1987年10月に厚生省が「1歳未満の乳児には蜂蜜を与えないように」と警告して以降、乳児ボツリヌス症の発症事例はほとんどなくなったようです。

まとめ

1歳未満の乳児がはちみつを食べると「乳児ボツリヌス症」になる危険がありますが、妊婦はボツリヌス菌を胃酸で殺菌できるため、中毒になる危険はありません。

また、妊娠中にはちみつを食べても、胎児に移行することもありませんので、安心して食べてください。

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