女性が妊娠したら、旦那には真っ先に妊婦の「つわり」のツラさを知ってほしいと思っています。つわりのツラさを知らないと、妊娠や出産の大変さが分からないためです。
では、具体的にどれほどツライのか?そもそもつわりって何なのか?妊娠した私が解説します。
妊婦が経験する「つわり」って何?
「つわり」とは、妊娠初期に見られる、吐き気や疲労を感じるなどの体の変化のこと。
つわりの原因
つわりは、妊娠すると胎盤から大量に出るホルモンが原因とされています。つわりで吐き気があるのは、分泌されたホルモンが脳の嘔吐中枢を刺激するからです。
つわりはいつ終わる?
つわりは、妊娠5~6週にはじまり、8~11周でピークを迎えます。多くの妊婦さんは、妊娠15~16週(妊娠してからだいたい4カ月)ごろに終わります。
「つわり」の症状の例
つわりの主な症状は、
- ムカムカと気持ち悪い
- においで気持ち悪くなる
- 食べていないと気持ち悪い
- 頭が痛くなる
- 食欲がない
- 眠くなる
- 吐き気
など、妊婦さんによってさまざま。
どれか1つの症状ではなく、上記の症状が複数、同時に発症します。
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「つわり」のツラさとは?
テレビドラマなんかでよく見るのが「いきなり気持ち悪くなって、トイレでちょっと吐く」程度のもの。でも、つわりのツラさはこんなものではありません。
つわりは「二日酔い」「乗り物酔い」が1日中続くようなもの。その気持ち悪さに耐えながら、仕事や家事を続けなければならないのです。
私が妊娠したときは、1日に3~5回は気持ち悪くて吐きました。寝ているときも、気持ち悪くて吐いています。その状態が1カ月以上も続きました。
まとめ
「妊娠中に、夫につわりのツラさを分かってもらえない」と不満に感じる妊婦さんは多いようです。
つわりを経験できない男性が、つわりのツラさを理解するのは難しいかもしれませんが、積極的に家事を手伝うなどして、できる限り奥さんをサポートしてほしいものです。
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