ベーコンやウインナーは手軽に食べられる食材ですが、塩分や添加物が気になるところ。妊娠中、ベーコンやウインナー(ソーセージ)といった加工肉を食べても良いのでしょうか?栄養士さんに聞いてみたことをこの記事にまとめます。
妊娠中ベーコンやウインナーを食べて良い
妊娠中は、「ウインナー」「フランクフルト」「ベーコン」「ハム(ロースハム)」などの加工肉を食べても大丈夫です。
加熱が十分でない生肉には、妊娠中に感染しやすい「リステリア菌」が存在しますが、ベーコンやウインナーは加熱して食べるのでその危険はありません。
ただし、ベーコンやウインナーの過熱が十分でないと食中毒になる危険があるので、生焼けにならないようよく火を通してから食べてください。
ベーコンやウインナーの食べ過ぎはダメ
妊娠中はベーコンやウインナーを食べて大丈夫ですが、食べ過ぎは良くありません。
食べ過ぎが良くない理由
加工肉には、
- 塩分
- 香辛料
- 発光剤
- リン酸塩
- 調味料(アミノ酸等)
など、妊娠中に大量に摂取しない方が良い調味料や食品添加物が多く含まれています。継続的に食べたり、一度にたくさんの量を食べるのは避けましょう。少量であれば、まったく問題ありません。
食品添加物の少ない加工肉は?
食品添加物が気になる妊婦さんは、商品パッケージの裏面に記載のある「原材料」をチェックし、上記の添加物の少ない加工肉を選ぶと良いでしょう。
また、「無塩せき」と書かれている加工肉は、比較的食品添加物が少ないので安心です。「無塩せき」の加工肉は少し値段が高くなりますが、妊娠中も安心して食べられますよ。
妊娠中は「生ハム」は食べてはいけない
妊娠中は、生ハムは食べてはいけません。生ハムは、普通のハムやウインナーと違い加熱が十分ではないので、妊娠中は「リステリア菌」による食中毒になるリスクが高まります。
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まとめ
妊娠中は、「ウインナー」「ベーコン」「ハム」などの加工肉を食べても大丈夫です。食べるときはよく火を通してから食べましょう。
ただ、加工肉には塩分や食品添加物が多く含まれているので適量に抑えてください。食品添加物が気になる方は、「無塩せき」の記載がある加工肉を食べるようにすると良いでしょう。
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